Saturday, October 8, 2016

クラウド・ストレージの勝者

クラウドサービス
一般向けクラウド・ストレージ・サービスの状況についてここ数年の変遷を、このブログにまとめてきたが、どうやらサービス競争に決着がつきそうな気配だ。

前回のクラウド関連ブログでは、bitcaseが突然サービスから撤退したことを記事にした。さらにその後、次々とクラウド・サービスの変遷ニュースが続いている。
消滅したサービス
・Pogoplug社 9/28付けで、自社クラウドサービスを廃止するとの通告。従来型NAS接続ハードディスク版はサービス継続。私は基本バックアップはこのサービスに依存している。
・Dropboxでは、大量のパスワード流出があり、2012年以降のユーザーへパスワード変更を要求。さらに、年間使用料の値上げも通告。Dropboxは更新の多いファイル用として重宝してきた。
Googleに依存
・Evernote社は、自社で構築してきたクラウドシステムを全面的にGoogle Cloudに移管する決定をした。サービスが変わるわけではないが独立型と言っていたシステムがGoogleに依存することになる。
ネットで使う時、evernoteはとても便利な私の記憶拡大ツールとして利用しており、ヘビーユーザーだ。
dropbox
値上へ
・Boxnetは個人サービスから企業サービスへシフトし、個人向けサービスは100GB/1000円/月と言うべらぼうな値段を付けて、個人向けを排除し始めた。
企業向けへシフト
・SkyDriveはマイクロソフト社のクラウドで力を入れているが、Windows10の開始により先行きが読めない。
 
いずれもベンチュアー企業中心だが、他のクラウドストレージサービスに比べて、差別化されたユニークなサービスを売りにしている。

このような動きが有る中で、静かに、AmazonがAmazon Driveサービスを発表した。表面的にはあらゆる端末から写真を、無制限にAmazon Driveにアップできるサービスと謳っているが、よく内容を見ると、写真だけでなくあらゆるデジタルデータを上げられる。しかも価格は年間13800円、容量無制限である。過去、容量無制限だと発表してその後、すぐ無制限を撤回したサービスはいくつかあった。いずれもベンチュアーでユーザー獲得のための謳い文句だった。しかし、今回のAmazonは違う、いよいよクラウドの王者が、本気で一般ユーザーにアプローチしてきたと感じられる。
容量無制限のクラウド
正確に言うと、ロイヤルユーザーであるプライムユーザー向けとなっている。最近のプライムユーザー向けサービスは非常に充実してきている。ミュージック聴き放題、本も読み放題(差し当たりアメリカのみ)、ビデオ見放題、そして今回のAmazon Driveへの無制限容量サービスなど、プライムメンバーへひっそりと具体的な姿で提供が始まっている。最近のアマゾンを参照、Amazonのプライムサービスは目が離せない。
クラウドの勝組

私は、殆どのクラウドサービスをテストしてきた。有料も幾つか利用している。使い勝手もわかってきたので、Amazon Driveもすぐ試用してみた。さすがに全世界の企業向けクラウドサービスの王者らしく、使い勝手、パフォーマンス、使用の重量感などに凄さを感じる。
結局は、AmazonのAWS(Amazon Web Service)とGoogle Cloudに絞られたと言うことか。
以前に紹介した私のクラウド利用状況はクラウド利用のサマリーを参照願いたい。そして今、よりシンプルな姿になって、Boxnet, SkyDrive,BitcasaのサービスはAmazonに置き換わっている。




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