Tuesday, December 23, 2014

SKYPEが同時通訳機能を持ち始めた


SKYPEを使っていますか。
SKYPEはエストニアの首都タリンでベンチャー企業がP2P技術を利用して開発したインターネット電話サービスとして誕生。サービス開始後、急速にユーザーを獲得したので一躍有名になった。P2P技術を活用したIP電話は比較的低速な回線でも高品質で安定した通話を実現できる。 一般の電話(固定、携帯)とコミュニケーションできるし、ビデオ電話も標準。
爆発的に伸びたのは、世界中、SKYPE同士なら無料であり、通話品質も場合によっては携帯電話よりクリアー、ビデオ電話や、5箇所までの電話会議サポートなどが理由である。
特に海外との通話が、ビデオ電話で無料なのが受けて世界中であっという間にユーザー数を増やした。
3者以上が参加する電話会議は昔なら、とても高価なサービスだったのが、SKYPEのお陰で、今はごく普通の無料サービスとなっている。
私は仕事会議は勿論、趣味の集まりや、遊びの相談、単なるおしゃべりまで1対1のみならず、数人の会議体でSKYPEを活用しており、もう特別なソフトと言う意識はなく通常の電話感覚になっている。

その後、SKYPEは、ルクセンブルクに籍を置くスカイプ・テクノロジーズ社の経営となり、イーベイ社が買収、さらに、2011年マイクロソフトが買収し、ウィンドウズ音声サポート、チャットサポートなどを組み込んで、サービス内容を拡張している。

使える機器は、ほとんどのOSをカバーしている、Windows,iOS,Andoroid, Linux, PSP, Xbox, パナソニック薄型TVなど。
使うのは簡単、マイクとスピーカー(あるいはヘッドフォン)があれば、無料ソフトをダウンロードするだけですぐ使える。
インターネットさえ使っていれば、誰でもOK、使ってみればその手軽さと利便性にきっと驚くだろう。

このSKYPEが、同時通訳機能を持ち始めた。
昔のSF映画にあったように、日本語で話せば、相手にはその国の言葉で聞こえる、そんな夢の様な電話がもうすぐ出来るかも知れない。

マイクロソフトは15日、SKYPEの会話をリアルタイムに翻訳する機能ーーSkype Translatorーーのプレビュー版を発表した。
デモ画像はこちらからどうぞ
まずは英語とスペイン語でのやりとりとなっている。すこし時間がかかっているがこれなら使い物になると思われる。

話し言葉の同時通訳はなかなか大変な計算が必要だ。Skype Translatorはどのようにして翻訳しているのだろうか?
次の5つのステップを経ている。
1.自動会話認識 予めデータベースに登録した数百万の音声サンプルを元に発話者の言葉を解析してテキスト化する。(これが大変)
2.会話修正 発話者の発音の中の余計な音を削除して、データベースの候補の中から最も近いものを選択する。
3.選択したテキスト(言葉、フレーズ)を翻訳する
4.文書の音声化 翻訳したテキストを音声化する。
5.利用と学習 ユーザーの会話や、フィードバック、人力での修正などに基づき機械学習、精度の向上を目指す。

変換精度に関しては言語によって相当、差がでるだろう。この動画をみると英語とスペイン語では、そこそこ通じているように見える。
ただ、翻訳のため会話に間があいて、リアルタイムには程遠い感じだ。将来、ヨーロッパ語間では、うまく行っても、日本語との間では、なかなか苦労するのではなかろうか。

しかし、近い将来、言語通訳業は失職するかもしれない、丁度和文タイプのタイピストが失職したように。

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