Saturday, August 23, 2014

HPのクラウド依存PCが発表された

Microsoft Chromebook

ハードウェアの中
最近、HPが新型ラップトップPCを発表した。今やPCのストレージは最初からクラウドが主体となる傾向を示したもので、将来のラップトップPCはこうなるかも知れない。
HPはChromebook14とHP Streamの2機種を今月発表した。HP StreamはWindows8.1を載せた新型ラップトップで、価格が199ドルと非常に廉価。
マクロソフト社は、先にGoogleが発表したChromebookに対抗するためwindows8の価格を下げてStreamに搭載したのだ。
謳い文句は
Nothing but the web

先にHPはChromebook14を発表し話題になった。こちらは、Goolgeの無料OSであるChromeを搭載し、ラップトップPCで299ドルだった。

どちらも、100ギガバイトのクラウド・ストレージを2年間無料で使える特典付きだ。(MicrosoftはOneDrive、GoogleはGoogleDrive)
即ちGoolgeとMicrosoftはクラウドストレージを利用してラップトップPCの価格引き下げ競争をしていることになる。
クラウドストレージそのものの価格もどんどん廉価になり、私が最初に契約して使用中のDropboxは100GB/年間1万円だが、GoogleDriveは100GB/年間2千円である。たった2年間で値段が1/5になった。
今回のHP Stream PCは2万円くらいでラップトップPCが使えて、Webさえつながれば、ストレージは最初からクラウドを前提としたデザインである。

HP StreamのラップトップPCの最小ハードウェア・ストレージは32GBだが、クラウドで100GB使えれば決して貧しくない。
むしろハードウェアを出来るだけ簡素にした方がコストも下げられるし、安全性も上がる、バックアップも不用だから、次の新しい機種に乗り換える時もスムーズに移行できるメリットの方が大きい。Googleの場合はメールソフトやオフィスソフトなど、最初からクラウド仕様だから、さらにハードウェアの制約から切り離されて自由だ。
Google Chromebook の情報はこちらから

一時、ビジネス仕様PCの世界で、セキュリティや管理面から個人に配布するPC機能を最小限にして、サーバーにすべて依存するシステム、シンクライアントが議論されたことがあった、しかし、結局コストも安くならないし、かえって管理面が大変になることから、普及しなかった。
シンクライアントのコンセプト
また、ネットが一般化し始めた時、処理機能の大半をネットに依存してコストを下げるネットパソコンも喧伝されたが、普及しなかった。
いずれの場合も単にPCとネット、PCとサーバーシステムですべてのシステムを構成出来るとの想定が時期尚早だったのだろう。

クラウド依存を前提とする今回のHP2機種の発表が、これからどのように普及してゆくのか。スマートフォンやタブレットで既に決着がついていると言う見方もあるが、デスクトップPCが衰退し、今やPCと言えばラップトップを意味する時代がどう変わるのか、大いに興味のあるところだ。


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