Saturday, June 28, 2014

腕時計型活動量計 

Google発表のスマートウォッチ

Googleがスマートウォッチを発表した。
腕時計型のウエアラブルツールで、スマートフォンと組み合わせて情報機器がより身近になってきた。

以前、このブログのIOT(Internet of Things)で触れた活動量計に興味があり、既存製品や新らしいギア情報を収集していた。
銀座のアップルショップには、ナイキのFuel bandやJawboneなど、手首に装着しておくと一日の活動量を記録し、システムにアップしてくれる商品が販売されている。Softbankもスマートフォンのアプリと連動するかたちでFitbit Forceを売り出し、Docomoもムーブバンドを販売開始した。
Jawbone
各製品によって少しずつモニターされるデータは違うが、基本的には歩数から一日の活動量(消費カロリーなど)を割り出し、運動不足を警告したり、睡眠のパターンを記録して睡眠の質を教えてくれる仕組みである。
私は、外出時には万歩計を付けるが、時々忘れるし、帰宅して運動量を手動でPCに記録するのも面倒だ。
活動量計は一日中手首に装着しておけば勝手にスマートフォンやPCに無線でデータをアップし、自動的に記録を残してくれる。
睡眠のパターンなども勝手に記録してくれるのは有難い。
どれを購入しようかと迷っていたが、考えてみると、外出時は腕時計をつける、さらに活動量計も装着するのはバカバカしい。
ちゃんとした時計の機能くらい付加するのは簡単なのに、何故このような単能機にしてあるのか不思議であった、利用者の目線で考えるとすぐ分かるはずなのに・・・・。
今回のGoogleスマートウッチの発表を見て、ようやくユーザーの求めている機能を製品化したと感じた。

睡眠のデータ
発表された商品のデモを見ていると、音声で検索ができたり、電話やメールの着信を通知したり、スケジュールや天気予報を見ることが出来るようだ。
所詮腕時計のサイズなので、そのスクリーンを活用するには無理があり、スマートフォン連携が設計の基本思想になっている。
デジタル技術だから、時計としての機能は当たり前で、表示形式はアナログ時計や数種類のデジタル表示スタイルを自由に選べるし、活動量計も当然フルに装備される。まだ、見た目がダサい、手首に常時装着するので、デザイン性などこれからの課題だろう。
LGのスマートウォッチ
デジタル製品なので、パーツなどすべてコモデティ化されており、高度な設計能力、生産技術がなくとも作ることが出来、低価格で提供されるだろう。
Googleの発表では、サムソン、LGなどおなじみの韓国勢、台湾勢の製品である。腕時計は日本のお家芸のはずだが、このようなデジタルギアには投資しないのかもしれない。セイコーの子会社であるEPSONがこれから開発投資を増やすと言っていたが、既に手遅れかも?

モトローラの製品
日本のメーカーが参入するなら、単に腕時計の進化版と考えていたら間違う。ハードウェアとしての時計ではなく、利用者はシステム全体の利用価値を求めている。
スマートフォンとの連携ソフト、PCあるいはクラウド上に残す個人の健康ファイルや履歴との一体化、オフライン・データ収集とネット接続時の自動更新など従来の時計では無縁だった機能が実は最重要なものである。
デザインも進化するだろうから、ひょっとすると従来の時計メーカーは非常に限定された高級品のみを扱うニッチな企業になってしまうかも。


No comments: